Google AdSenseを設置しているサイトでは、ポルノを扱ってはいけません。特に児童ポルノは厳禁です。
児童ポルノと判断されるコンテンツがサイトにあった場合、AdSenseのアカウントは一発で閉鎖(剥奪)されます。
児童ポルノは一発アカウント閉鎖!
Google AdSenseは、よほど悪質なポリシー違反でない限り、即座にアカウントが閉鎖されることはありません。
Googleはポリシー違反の程度に合わせた対応をします。
例えば、サイト内にセクシーなグラビアアイドルの画像があっても、画像の枚数が少なかったり、一部の記事だけであれば、警告や広告配信の一時停止だけで済みます。
筆者も以前、ブログにセクシーな画像を貼ってしまい、ポリシー違反の警告を受けたことがあります。ですが、特に制限を受けることはなく、ポリシー違反の対象となった画像を削除するだけで問題は解決できました。
しかし、児童ポルノだけは特別です。児童ポルノの場合は一発でAdSenseのアカウントが閉鎖されます。
修正などの猶予は与えられません。
アカウント閉鎖は特別なアカウントであっても容赦なし!
Google AdSenseでは実績次第で専任の担当者がつきます。
しかし、そのような特別待遇の大手サイトであっても、児童ポルノを扱った場合には容赦無く一発でアカウントが閉鎖されます。
ポリシー違反の中でも、児童ポルノの掲載は最も重い違反だという事です。
アカウントが閉鎖されたら、二度とAdSenseを利用できない
自分でGoogle AdSenseのアカウントを閉鎖(退会)した場合は、再度Google AdSenseに申し込むことで、利用を再開することができます。
しかし、ポリシー違反により強制的にAdSenseアカウントが閉鎖になってしまった場合は、二度とGoogle AdSenseを利用することができなくなります。
メールアドレスや振込先などを変更してもダメです。そうしたやり方でAdSenseが再び使えてしまう場合もありますが、Googleは認めていないので、判明次第アカウントが再び閉鎖されるはずです。
児童ポルノの定義
Google AdSenseでは、児童ポルノに限らず、アダルト(エロ系)のコンテンツは禁止です。また、日本の法律でも児童ポルノを所有することは禁じられています。
ですから、心配などしなくても、自身のウェブサイトに児童ポルノを掲載することなどないと考える方もいるでしょう。
しかし、Googleが考える”児童ポルノ”は日本の法律で定められているものより、とても厳しいものです。
Google AdSenseの厳しい児童ポルノの定義
日本の法律では、児童ポルノは実在の児童に限ります。
ですが、Google AdSenseにおいては、児童ポルノは実在の児童に限りません。
Googleは被写体が18歳以上であっても、児童に見えたら児童ポルノとみなします。日本人は欧米人と比べて幼く見えるので、成人によるグラビアなどについても注意しましょう(そもそもセクシーなグラビア自体、ポリシー違反になる可能性が高いですが)。
また、表現方法も実写に限リません。イラストやCG、フィギュアなど、実写以外のコンテンツも児童ポルノの対象となります。
なので、日本の法律では児童ポルノとみなされないエロ漫画なども、Google AdSenseでは児童ポルノとして扱われる可能性があるので注意しましょう。
“ポルノ”でなくても要注意
Google AdSenseの規約では、「児童ポルノ」という言葉は出てきません。なぜなら、”ポルノ”に限らず、児童を性的に扱ったものは全て禁止となっているためです。
ですので、”児童ポルノ”に限らず、児童(に見える被写体)が水着や下着などを着ている写真や、芸術作品として認知されているイラスト(絵画)、医療に関するコンテンツも同様にポリシー違反となる可能性があります。
日記ブログや子育てブログに、自分の子供が裸でお風呂に入っている写真や動画を掲載した場合なども、アカウント閉鎖になる可能性があるので注意しましょう。
まとめ:児童ポルノの掲載は重大なポリシー違反
Googleは児童を性的に扱ったコンテンツに(極めて)厳しいです。
水着などを着ている場合や、性的な意図がない場合にもポリシー違反に該当し、アカウントが閉鎖されてしまう可能性があります。
児童や性的要素に関するコンテンツを扱う場合には、特に注意してサイトやブログを運営しましょう。